滞在時間に重点をおいた営業戦略

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本日も朝から時間単位のスケジュールで足が棒になりそうでした。

先程接待をうけ帰宅してきました。

そこで本日は就寝前にビジネスの法則を一つだけお話いたします。

その法則とは、よくテーマパークや百貨店、ショッピングモールなどでは「滞留時間は消費金額に正比例する」という法則があります。

僕自身も数々のビジネスを展開していくにあたって、滞留時間を延ばす工夫をするように常に心がけております。

その理由とすれば滞留時間が延びれば、必ず売上は増えるからです。

例えばテーマパークで有名な東京ディズニーランド。

その東京ディズニーランドのトイレの手洗い場の前には鏡がついていません。

鏡はトイレの入口に1枚あるだけです。

それはなぜだと思いますか?

もちろん、大量の人をさばくためのオペレーションの問題もありますが、恐らくトイレで手を洗うとき自分の顔を見ると現実に戻ってしまうからです。

自分の顔を見た途端に「明日は大事な仕事の商談だ」とか「休みが終わるとまた仕事か・・・」とか、つまり日常に戻りやすいからなのです。

そんな中、テーマパークは別世界をお客様に提供し、日常とは切り離された世界を楽しんでもらうためには、現実を思い出させてはいけない。

もし日常を思い出してしまうと、楽しい気分が半減して、早々に帰ってしまう人がいるかもしれませんからね。

それは経営上も大きなマイナスとなります。

「滞留時間は消費金額に正比例する」という点においては、トイレというのは現実に戻りやすい空間なのです。

例えばキャバクラなんかで、トイレを済ませ席に戻る時にホステスが待っててくれて、おしぼりを渡してくれます。

あれも現実に戻さないための一つの営業戦略です。

帰ろうと思っていても、ああいうことをする事によって「もう少しいいか」と長居し、結果として滞留時間を延ばすきっかけにも繋がります。

その他にも滞留時間を長くするような工夫はたくさんあり、実践的な店舗空間を考えてみると良いでしょう。

試着、試飲、試食、立ち読み、お茶のサービス、ソファやイス、店内のBGM、情報を載せたパネルやPOP、トイレの演出。

アイデアは山のように出てきます。

とにかく馬鹿げたアイディアでも良いので『滞在時間』をのばすという点に重点をおいて空間作りを考えれば売上アップに繋がるので是非経営者の方は営業戦略の一つとしてしっかり頭に入れておくと良いでしょう。

それでは週末も気合いれていきましょう!

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