新しい年も始まり仕事始めされた方も多いのではないかと思います。
やはり12月~1月にかけては多忙な企業が多いですね。
そんな多忙な中、クライアント様の新年会に先日参加させて頂き、特別ゲストとしてスピーカーさせて頂きました。
従業員の育成に力を入れている企業で、一人一人の仕事に対する意識も高く素晴らしい企業でした。
いろいろと現代の企業の方々とお話させて頂くと昔は受け入れなかったけど、今は受け入れられる事って結構ありますね。
もちろんまだまだそうなれない会社もありますけどね。
古い時代のビジネスの常識から逃れられない人からすると、そういうことはあり得ないことなのかもしれません。
でも、いち早く気づいて行動している会社は、どんどん繁栄しています。
もうビジネスの概念を変える時期にきているのです。
これは今の時代真理です。
そこに気づけるかどうかが2018年、大きな肝になるのではないでしょうか?
これは今後の企業の成長において5年後、10年後に決定的な差になっていくでしょうね。
例えば以下のような思考が、これからのビジネスには絶対的に必要になってくると思います。
世の中が激しく変わったからいち早く気づいて2018年大きく成長していきましょう。
《物を売るな!ニーズを聞くな!》
必要な物を、すでに手に入れている生活者は欲しい物はない。
つまり、ニーズがございません。
何が欲しいですか?って聞いても、新しい物なんて発想できないですからね。
ニーズが明確な商品、たとえばガソリンとか、トイレットペーパーとかは、価格競争に巻き込まれる。
だからニーズを聞いてはいけません。
生活者が想像もできない物や事柄を目の前に見せてあげること。
そして欲しいと思ってもらう。
この事を考えていかなくては貴方は一生安売り生活です。
《差別化するな!独自化せよ》
差別化をしようとするのは、お客様の方を見ていない証拠です。
競合他社ばかり気にして、消費者不在に陥りやすい。
貴方の価値を認めてくれるのは、競合他社じゃなく、お客様だという単純な事を忘れないように。
《お客様は神様ではない》
お客様をお客様扱いしていると、上下関係ができてしまいます。
「いらっしゃいませ」という言葉を使うのではなく「こんにちわ」という言葉に変えてみるだけでも、関係性が変わります。
お客様と思うのではなく、仲間や友達と思うことが、これからのビジネスの人間関係においては大事になるかと思います。
《ロジカルシンキングするから成功しない》
今の時代はロジックやデータ以外に「直感」も大切になっている。
一見ロジックでは説明できない事が商品やサービスの価値になる事が多くあります。
たとえば商品開発などもそうです。
企画書では売れる商品は開発できない。
情熱や本気という感情を自分でもてない限り上辺だけの言葉では相手に伝わりません。
《顧客満足を向上させてもリピーターは増えない》
顧客満足とリピーターには相関関係がない。
どうして二度と来店や利用してくれないかというと、忘れてしまうから。
だからリピーターを増やしたかったら、コンタクトをとることが大事。
忘れられないように努力をすること。
ニュースレター、ブログ、Facebook、Twitter。
そういうメディアで発信して関係性を築くこと。
《ONとOFFを分ける必要無し!公私混同すべき》
成功している経営者やビジネスパーソンは、24時間仕事が頭から離れない。
家族と過ごしていても、遊んでいても、眠っているときだって仕事の事を考えている。
それが成功する条件といってもいい。
だから公私混同なんです。
24時間仕事をしている人と8時間しか仕事していない人では、結果が3倍以上違ってくるのは、当然です。
だから、仕事を好きになること。
遊びのような仕事、仕事のような遊びが大事です。
《ビジネスは戦いではない、戦略思考を捨てよう》
一体誰と戦っているの?
そういうこと。
お客さまを攻略するとか、囲い込むとか、同業他社と戦うとか何かにつけて戦争用語を使う。
そういうビジネスをしていると、いずれ生活者から見放されてしまいます。
戦略思考を捨てることです。
《迷ったらどちらが儲かるかではなく、どちらが楽しいかで選ぶ》
ビジネスや商売は厳しいものだ、だから楽しむなんて不謹慎だ。
そういう考え方だと、これからのビジネスは成功しない。
やっていて楽しくないですよね、そんなの。
楽しい会社、楽しい店、楽しい人。
それがお客さまや生活者に伝わっていきます。
人は楽しいところが好きですし、楽しい人の周りには人がよってくる。
だから、繁盛するのです。
《関係性が重要》
人は同じ商品を買うのなら、関係性の深いほうで買う。
これは真理であり当たり前のこと。
だから、しっかりお互いの関係性を築くことが大事です。
既存顧客を死ぬほど大切にすること。
そうしていたら、新規客も増えるのです。
それが原理原則ですから。
是非とも今年1年の自身の考え方や方向性を今一度見つめ直して良い年にしていきましょう!